2010年3月26日金曜日

報告 もう一つの言語 橋渡しの言語エスペラント




 1)もう一つの言語 橋渡しの言語エスペラント
 2)エスペラント友の会主催
 3)705号室

 私たちは、エスペラントという国際共通語(民族語と民族語の橋渡し)の紹介のため、日本語書籍、エスペラント書籍・雑誌の展示をし、また、音楽・会話CDなどを室内で流しました。
 来訪者は40名以上で、内訳は1)関西各地のエスペランチスト、2)過去にエスペラントを学んだ人、3)独学でエスペラントを学び,今後地域の会などに入りたい人、4)エスペラント以外の語学を学んでいる人、5)主催者の友人知人などでした。
 エスペラントを知らない人の声で,一番多かったのは(会話CDを聞いて)「何々国の言葉に似てますね」ーーースペイン語、ロシア語、はたまた「ラテン語ですか」等々。 「なぜ、英語でなくて,エスペラントか」「アジア内での、共通語がまず必要では」等という質問を投げかける人もいて,意見交換もできました。
 エスペラントを学ぶ人は,従来、平和運動などに関係する人が多かったようですが,最近はそうとも言えないようです。
 そんな中で,オープンスペースで様々に出会いがあったようです。たとえば。
 イラク戦争について、ほかの展示の方と話す人、署名に応じる人、自分のやってる運動を話す人、来訪者の胸のカードを見て「ATTACって、どんなことするんですか?」と尋ねる人、そして質問にこたえてくれる人。
 フォーラムのサブタイトルのように、小さな出会いで「語り合おう」があったかしら、とうれしく感じました。

 千客万来、室内に「しゃべり場」が出現し、横で本・DVDなどを販売されているマブイシネコープさんは、さぞ、うるさかったことと思います。
 
 エスペラント(運動)は、差別に苦しんだユダヤ人少年の夢の延長線上のーー「言語の壁を越えて語り合い、差別をなくし、地球上に真の平和を」という、ひどく悠長なものですが、フォーラムのように「もう一つの」違う世界の始まりのために、いつかまた皆様とお会いできる事を楽しみにしています。 (エスペラント友の会 N)

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