おおさか社会フォーラムとは

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 グローバル資本主義と新自由主義経済の破綻がますます明らかになってきている中、世界社会フォーラム(WSF)を軸とした「もう一つの世界」を求める世界的な潮流が形成されています。2010年には、世界の至るところで社会フォーラムが開催され、2011年にアフリカで開かれる予定の第9回WSFに合流していこうとしています。このおおさか社会フォーラム(OSF)は、ここ大阪の地において「もう一つの世界」「もう一つの大阪」を求める声を結集していこうとするものです。
 OSFは、「おおさか社会フォーラム憲章」に沿って開かれ、この憲章を承認するすべての団体に開かれています。憲章の精神を列挙すると、 (1)行き過ぎた資本主義、新自由主義への批判、(2)人種差別、民族差別を認めない、(3)暴力で問題を解決しようとするグループの排除、(4)政党、政府の参加は認めない、(5)以上の原則を踏まえて、あらゆる社会運動にかかわる人々に優先順位をつけないで、発言の機会を与える、の5つです。
 この原則に沿って、すべての問題について開かれた場を目指しますが、世界情勢などに鑑み、(1)もう一つの大阪、(2)グローバル金融危機、(3)気候変動・生物多様性、(4)平和・核兵器廃絶の四つのテーマを重点領域とします。

※2010年のおおさか社会フォーラムは終了しました。ご協力ありがとうございました。

2009年9月2日水曜日

おおさか社会フォーラム2010 憲章

 おおさか社会フォーラムは、2010年に世界各地で実施される社会フォーラムのひとつとして、ネオリベラル経済思想に基づく国際・国内政策に抗議し、よりよい「もうひとつの社会」を構築するために努力する全ての組織と人々にとって開かれた空間となることを目標に、実施されます。そのために、おおさか社会フォーラムは、以下に述べられる諸原則に従って運営されるものとし、すべての参加者・参加団体もこの原則を尊重することが求められます。

1.おおさか社会フォーラムは、よりよい「もうひとつの世界」を創るための活動に参加している、すべての参加者に開かれています。ここでの討議は、民主的で、反省的・批判的なものであることが求められます。開かれた討議の結果として、参加している社会運動体は、知識や取り組むべき課題について相互に学びあい、より広範な協力関係を構築し、オルタナティヴのためのより強力な社会運動を作り上げていくことが求められています。

2.おおさか社会フォーラムは、大企業や一部のエリートより推進されている「経済のグローバリゼーション」に反対する人々の集まりです。参加者は、人権を尊重し、すべての差別と構造的暴力に反対し、公正で持続的な社会を目指すための運動に参加し、あるいは共感している人々です。そういった社会の実現のために、草の根の人々がそれぞれの多様な生活と価値観に基づいて声を上げていく、参加型の民主制と熟議が重要であると考えます。また、草の根の多様性を封殺するような、差別や暴力に依拠した運動は排除されます。

3.おおさか社会フォーラムは、大阪という都市に立脚した、ローカルな運動です。いっぽうで、「もうひとつの世界は可能だ」という、グローバルに共有されつつある価値観に立脚し、その実現のためのグローバルなネットワークを創り上げるための運動でもあります。つまり、社会フォーラムは「グローバルに考え、ローカルに活動する」という思想の実践の場のひとつでもあります。

4.おおさか社会フォーラムは、様々な運動の間をつなげるためのものですが、それ自体が社会運動を代表し、なんらかの決議文を採択したり、運動方針を決定したりすることはありません。全ての参加者は個々の団体として、あるいはそれらの団体の連名で、社会フォーラムの場所を使って様々な意見を表明する権利があります。また、フォーラム自体は政府機関や政党とは関係を持ちません。参加団体もそれらから独立していることが求められます(参加者個人が政府機関や特定の政党に属しているとしても、なんらかの市民社会組織を代表して、あるいは個人として、この憲章を尊重して大阪社会フォーラムに参加することは妨げられません)。

5.おおさか社会フォーラムは、多様性を尊重する開かれたフォーラムでありつづけます。参加を決めた団体や運動組織のあり方も、 その活動も多様なものになります。憲章の原則に基づいて、ジェンダーや民族性、 文化、世代、身体能力などの違いを受け入れますし、それぞれが抱えている問題の間に優先順位を付けたり、問題の存在を否定することはしません。

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