(1) リングリングナイト4 辺野古☆上関
(2) リングリングナイト☆プロジェクト
(3) 南72 (4)午前
(5)ワークショップの報告
スタッフ7名
参加者10名前後
辺野古と上関。基地の移設候補地と原発建設予定地。別々の問題に見えるけど、その根底には共通の問題が浮かんでくる、、、、
普段は別々に活動している私たち7名がこの共通の問題に対して関西に住んでいる人にも考えてほしいという願いでリングリングナイト4として分科会に参加しました。
まず、辺野古。
今最もホットな話題で注目している人は多いはず。しかしやはり沖縄の問題であり、ニュースの中の出来事であり、関西に住む私たちには実感の湧かない問題。まさか米軍基地が関西にできるわけない。と思っている人が大半でしょう。
それを去年末に大阪府橋下知事が「普天間基地の関空移設案」を提案しました。それについて参加者に発言していただきました。
・大阪の財界は賛成すると思う。
・橋下さんの発言は軽率すぎる。
・現実的でない。
結局、問題の本質は基地をどこに移設するかではなく、基地は必要なものかどうかの問題に突き当たります。
・極東地域の安全のための基地。
・安全保障条約があるから。
・ 沖縄は地理的に極東に近いから。
では極東地域って何だ?その安全って何だ?基地があれば、あるからこそ私たちの安全は守られているものなのか?
・ 武力ではなく、外交によって安全は守られるべき。
・何のための安全保障か?ここを見直さないとならない。
つづいて、上関。
上関についてはあまりニュースにもなっていないので話し合うよりも伝えることが主になりました。
山口県上関町に28年前に原子力発電所建設計画が出され、以来、反対し続けている地元・祝島の人々、国からの補助金を受け取って、漁業権を売ってしまった村にできた立派な小学校や施設の映像などを見てもらいました。これは山口県の問題であり、中国電力の問題でありますが、関西に住み、関西電力が建てた若狭湾の原発からの電気を使っている私たちに置き換えて考えてみると同じ関係があると思います。原発はなぜ若狭湾にあって大阪湾にはないのでしょう?それは危険だからです。危険なものを地方に押し付けて都市は生活しています。私たちは電気は必要ですが、原発でなければならないのでしょうか?
二つの問題に共通するのは、基地は必要なのか?原発でなければならないのか?という問題提起がされないまま、基地はどこに移したらいいか?原発は石油や石炭に代わるエネルギーとして必要なものとして結局は都市が地方を犠牲にしてしまっているということです。今回、地方で起きている問題を身近な問題として提起したことによって自分のこととして考える機会になったと思います。ただ現状を伝えるだけではなく、自分の生活の中で考えてもらい、解決の糸口を共に見つけていきたいと思います。
最後、リングリングナイトの締めくくり、両手の人差し指と親指でそれぞれ輪を作り、二つの輪を絡ませて「リングリング」と合唱して終わりました。
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